Business outline 事業内容

事業内容

技を磨いて、質を極めて。

「こんにゃく」が日本に伝わったのは、はるか縄文時代のことだとも言われています。平安時代には寺院の精進食として知られるようになり、江戸時代には郷土色豊かなこんにゃくづくりが各地に普及。現在の製法が確立され、安くておいしい「こんにゃく」が大量生産されるのは明治時代以後のことです。
大正時代創業の矢野食品では、和食の最高峰というべき京料理に合う「こんにゃく」を求めて、太さや色、食感などに工夫を重ねてまいりました。その技術は「くずきり」「はるさめ」づくりにも生かされ、多彩な製品はお客様にご好評をいただいています。
また近年は、こんにゃく製造で蓄積された技術をもとに、わらびもちやあんみつなども製造。天然素材由来の低カロリースイーツとして、新たなファンを広げつつあります。

こんにゃく製造

良質な国産こんにゃく芋を原料に、熟練の技で生みだされる矢野食品の「こんにゃく」。
長年培った技術を駆使することで、一般的な「こんにゃく」製造はもとより、小ロットでのご注文、OEM・P B 製造請負、提携商品の開発まで柔軟に対応しています。最近では、熟成唐辛子ペーストを練り込んだこんにゃく麺「唐紅」を世に送り出しました。

激うま辛こんにゃく麺

和風スイーツ製造

涼やかな夏の甘味「わらびもち」「あんみつ」「くずきり」「寒天ゼリー」などを、独自ブランド「京夢庵」*の名で開発。食べやすい普及品からお土産用の高級スイーツまで手がける商品開発力に加え、パッケージデザインのご提案も可能です。西本願寺のお土産品開発を受注した実績もあり、菓子店・茶店などとの共同商品開発にも取り組んでいます。* ) 商標登録申請中(2017年8月現在)

黒みつで食べるくずきり

生くずきり・はるさめ製造

矢野食品の「くずきり」「はるさめ」は、100%国産原料を使用した、全国でも希少な生タイプ。関西地方を中心に高い市場シェアを誇ります。透き通るような透明感とぷりぷりした食感は、鍋ものの具や中華料理の材料として最適。生タイプでありながら、常温での流通・保存が可能なことも、お取引先からご支持をいただいている理由です。

京都生はるさめ

業務用こんにゃく製造

矢野食品では、惣菜店・弁当店・給食施設などでのご利用に便利な業務用こんにゃくも製造しております。
現場のニーズに応じて、500g~1kgまでさまざまなサイズ・形状をご用意。面倒なカットに時間をかけることなく、すぐに調理にかかれます。すでに京都府の小学校給食用に卸しているほか、多くの飲食施設から引き合いをいただいております。

刺身こんにゃく